火の国・九州の旅
5月17日~20日の3泊4日で
鹿児島県・知覧ツーリングに行ってきましたので
ナン&法悦がレポートします
今回は17日(木)の夜から出発の先発隊7名
そして18日の夕方から出発の2名、総勢9名による
ツーリングとなりましたが、無事帰ってこれるのか...?
2007年5月17日(1日目)
17日の20時、先発隊はいつもの消防倉庫前から隊列を組み出発
津名一宮ICから高速に乗り、関西汽船の「さんふらわあ」の待つ
神戸ポートターミナルを目指して順調に走ることしばし...。
以前のレポートから明石海峡大橋を過ぎての舞子トンネルを
無事通過出来るかがこのツーリングクラブの課題?
それともトンネル内が好きで停まるのか?
今回も期待に添いトラブル発生!!
薮さんのBMW R1100GSが明石海峡大橋の
はるか前方を走っているはずなのに
舞子トンネル内で追いついたと思うと
ライトの明るさが暗いしスローぺースになっている
そのままトンネルを抜けた所で私、西さん、法悦さん3台が
路肩で停止し様子を見ていると
反対車線から黄色のパトロールカーが走っていくのを発見!!
しばらく待つのだが一行にトンネルから出てこない
どうなっているのか!!
歩いて見に行ってみるとトンネルの遥か向こうに
黄色と赤色の回転燈が賑やかに廻っているではないか!!
近づくのを止めて引き替えそうとしたときに
赤色の回転燈が近づいてくる
ヘルメットを被ったままボーゼンと見ている私の前を
白と黒のツートンの車が赤色回転燈を回しながら急停止
中から出てきた白ヘルメットの兄ちゃんに
「こんな所でどうしたん?」と聴かれ、
「トンネル内で停まった仲間を見に行くところ」と言うと
「直って出てくる所だから、どこにバイク停めたの」
とまた聴かれJCTの所と言うと
「高速の路肩は歩いたらあかんから後ろに乗り」
と言われ乗り込むとシートは黒皮仕様になっとる贅沢
JCTの所まで送ってもらった所へ薮さんのGSが到着
なんでも燃料ホースの取付ミスで
片側から燃料を垂れ流して片肺状態になっていたみたいです
(元検査主任、乗るだけじゃなしにチャント整備するように!)
あんなこんなで無事、神戸ポートターミナルの「さんふらわあ」に
全員時間通り乗船する事が出来、一安心
部屋は2等寝台室で2段ベッドが4つの8人部屋。
翌朝の下船まで暇なので夜中の1時すぎまで飲んで喋って...ZZzz..
2007年5月18日(2日目)
翌朝10時30分、定刻より10分早く別府港に到着。
一つ目の目的地、
竹田市の岡城跡へ目指して均さんのHDDナビゲーションを
頼りに出発するも、さすがに均さんのナビゲーション
やっぱり、いきなりあっち向いてホイ!!
前々から先頭を走るバイクには無線が必要
特に均さんには必要と言っているが...聴く耳を持ってない
さっき走った道を行けば帰る
そして曲がるの繰り返し
(何の為のカーナビじゃーそんな役立たず捨ててしまえと
無線で誰かさんが小声で言っておられました)
本間に!!
国道10号(別大国道)を南下し大分から国道442号(豊後街道)へ
途中から国道より走りやすい快走路
県道412号へ
やっとの事で、岡城跡へ到着!
なんでもこの城跡は牛が寝ている様子に似ていることから
別名「臥牛城」と呼ばれているそうで、また「滝 廉太郎」が
作曲した「荒城の月」もこの石垣だけになった岡城跡を
イメージして作られた由緒ある城跡だそうです
此処で遅い昼食を取り次の目的地
日本のナイアガラと言われる「原尻の滝」へ
ところが此処でも右往左往そして二班に別れてしまい
原尻の滝はキャンセルに
(何の為の無線・カーナビじゃーそんな役立たず捨ててしまえ
と無線で聞こえた様な気がする...(笑))
続いて淡路の灘地区みたいな細くグネグネと曲がった県道8号線
(長老・薮さん・ナン)を南下して、高千穂の「天岩戸神社」へ到着!
途中3台と4台とにはぐれていたが、もう一方は県道7号線
(均さん・宇城さん・西本さん・法悦)を南下して
先に到着したと無線連絡が入り一安心!!!
「天岩戸神社」を参拝し裏参道から8分ほどで
「天安河原」と言うおびただしい数の石を積み上げた洞窟(?)に到着
なんでも石を沢山積み上げて祈願すると願い事がかなうと
言うことだそうで独特の雰囲気を醸し出している
此処での時刻がすでに17時をまわっている
かなり急がなければとルートを変更し、国道218号(神話街道)で延岡
そして国道10号(日向街道)で、宮崎へ
2日目の宿「温泉 め○み」へ向け出発
宮崎市に着く頃ころには真っ暗に
均さんの迷ナビゲーションを頼りにするも、やっぱり行ったり来たり
川土手にラーメン屋が有りその裏側の車止めのバーをすり抜け
田んぼの真ん中を走る農道を抜け
(どないなっとんじゃー何の為のカーナビじゃーそんな役立たず....と
無線で聞こえた様な気がする)あまりに頼りないので後続の3台が
途中で時間待ちをしてるバスの運ちゃんに聴くと反対方向...
3台だけ引き返し走り始めると薮さんの無線が入るようになり
「温泉 め○み」に到着したとのこと...へ?
どうやら運ちゃんは違う店を言っていたようでまたまた引き返し何とか
2日目の宿「温泉 め○み」20時30分に全員到着!
時間がだいぶ遅かったので、早速晩ご飯を食べようと食堂へ行くと
さすが鳥が名物の宮崎かな
鳥の唐揚げに刺身、大淀川沿いに宿が有るためか
鮎の塩焼き等がテーブルの上に並び、生ビールをキューっと飲みながら...
アレ舌がおかしいのか、ビールの味が...???
泡もたってないし味も少し変???
他のメンバーに聴いてみるとやはり変!
仕方ないので、瓶ビールを、注文するが無いとの事???
仕方ないので、日本酒を注文するが此れも無いとの事???
仕方ないので次も変な生ビールを注文する???
オイオイ大丈夫?
仕方ないので、夕食を済ませ、宿から20㍍程離れた温泉に入りに行く
なんでも効能は神経痛や筋肉痛等で泉質は単純鉄の冷鋼泉だそうです
臭いはあまり無く水の色が茶色く非常に濃いのが特徴です
部屋に戻れば、酒も無し、何もすることがない
仕方ないので、歯を磨いて寝るしかない
歯磨きと洗面所へ
備え付けの歯磨き粉が、なんと硬化しる???
オイオイ!!
23時。
長老・宇城さん、お二人さんお疲れの様子か消灯するなり
二重奏が始まり、どちらも負けておられません
結構なハーモニーで少々寝不足に!
2007年5月19日(3日目)
朝、
温泉の横を何気なく見るとボイラーの横に廃タイヤの山???
オイオイ
7時過ぎ、
後発隊の2台を宮崎港に迎えに行くのに朝食を済ませ
出発するも均さんのバイクがへそを曲げエンジンが掛からない?
下りの所まで押し、押しかけして何とかエンジン復活!
バッテリーの使い過ぎか!
激安中国産バッテリーの為か判らない?
国道にでるも、ここでも迷ナビゲーション
(何の為のカーナビじゃーそんな役立たず...と
無線で聞こえた様な気がする)で、なんとか宮崎港へ
そして後発隊の2台と合流し、一路、国道220号(日南フェニックスロード)で
「鬼の洗濯岩」を目指し再出発
途中、道の駅フェニックスで目の前に広がる
「鬼の洗濯岩」をバックに撮影
この「鬼の洗濯岩」は砂岩と泥岩の重なる層が
波の浸食で柔らかい部分が削れて洗濯岩のように
見えることから名付けられたそうです
再び国道220号線を南下し都井岬へ
途中の日向灘の海岸線はゴミも無く
透明度の高い海岸線がひたすら続き
瀬戸内に囲まれた淡路の海とは段違
、レポーターの私だけが丁度、車を挟んで遅れていたので
前に追いつかずゆっくりと景色を楽しむことに
国道220号から国道448号に乗り換え
しばらく走ると大雨災害だろうか都井岬の近くまで来たときに通行止め
私と法悦さんの2台だけが迂回路の待ち時間10分!
信号が青に変わり淡路の灘地区のような道を進み
県道36号線に入り進んでいくと「御崎馬」の名で知られる
日本在来種の野生馬を発見
そして猿も発見、道には沢山の糞も発見!
「御崎馬」は国の天然記念物に指定されているそうで
そもそもは江戸時代に高鍋藩の秋月家が藩馬を
育てるために放牧したものが
現在でも野生の状態を保っているので全国的に
「都井岬の御崎馬」として知られているそうです
宮崎県最南端の都井岬に我々が到着するなり
皆さん次の目的地を目指して出発です
ゆっくり見る暇も無くヘルメットを被ったまま辺りを見回し
国道448号から国道220号線経由で桜島をめざして慌ただしく出発
今回のツーリング大目的である知覧の
「知覧特攻平和会館」へ向け「九州自動車道」を
南下「指宿スカイライン」へ
全員無事、知覧ICで下りると思いきや
2台だけそのまま走り向けていく...
オオーイ、隆はん、長老、何処へ行くねん・・・?!?!
まぁほっといても帰ってくるだろうと
そのまま九州最南端に位置する陸軍特攻基地となった知覧に16時到着!
早速「知覧特攻平和会館」へ
映画の影響か大勢の人が中に
特攻隊員の遺品や遺書その他、
海底から引き上げられた陸軍3式戦や4式戦を展示してい
また、敷地内には対戦中の模様を復元した三角兵舎もあり早速中を拝見
中は雑魚寝ができるように毛布が整然と並び
装備品も並べられており、いかにもその当時の様子を写しだしている
(特攻隊に関しては、人それぞれ意見があると思います)
「指宿スカイライン」ではぐれた2人も無事合流し
最終日の宿泊場所、「霧島温泉郷」の中にある
「前田旅館」へ向け再び来た道を戻る
途中
特攻隊員と地元の方々との交流や悲話のあった
軍指定食堂と宿泊先の「冨屋食堂」と「冨屋旅館」に立ち寄り
当時の建物の様子を復元した外見で中は
資料館として展示されています
ツーリング最終の宿泊地「霧島温泉郷」の「前田旅館」
(ここは隆はん、法悦さんの知り合いの人からの紹介で
隆はんは2回目!隆はん、おかみさんへのおみあげにと
淡路特産のたまねぎを持参!!さすが隆はんまめやな~
皆さん、ここはお勧めの宿ですよ☆☆☆)
18時30分到着
2名づつに別れて部屋で荷物を置くと
早速、離れにある温泉に浸かりに行く
中は以外に広く露天風呂・サウナも有り
硫黄の臭いを嗅ぎながら久しぶりの長湯で汗を流す
ああこれが本当の温泉だ!!!
極楽・極楽
温泉から上がると旅館の近くの飲食店に直行
まずは生ビール!
これが本当の生ビール(何処かの宿のビールとエライ違い!)
アーアー旨い。
そして夕食を取り、早速、夜の世界「スナック華」へ突入し
九州と言ったらイモとのことで焼酎はイモしかない
イモ焼酎を一杯やりながら夜も遅くまで店の
「おねーちゃん」と歌を歌ったり色々なお話をしたり
しかし、隆はん、一人飛んでました
2007年5月20日(最終日)
翌朝、
早速、温泉に入り朝食抜きで7時30分に出発
今日は淡路島に向かって一目散に帰らなければなりません
又、おかみさんお見送りまでして頂き有難う御座いました
そして持ち帰りの温泉卵まで用意していただいていたようです
残念ながらバタバタしていて渡せなかったそうですが
(後日談)
「霧島温泉郷」から県道1号線を北上し韓国岳を見上げながら
「えびの高原」・「賽の河原」を抜け、宮崎自動車道・小林ICから
九州自動車道を経由して熊本ICへ
国道57号で阿蘇市へ
そして「やまなみハイウェー」を通って帰ることに
場所により車が多く走りにくい所をあったがバイクも多い
やはり「走って楽しみ見て楽しむ所に寄ってくるな~っ」と
思いながらこちらも楽しんで走りまわる
大分自動車道・湯布院ICから由布岳を見ながら進み
大分宮河内ICで降り国道197号(愛媛街道)で
関サバ・関アジで有名な佐賀関へ
後は淡路に帰るだけ「国道九四フェリー」の船で
佐賀関から四国の佐田岬に渡り、大洲市から
松山道・徳島道を通り、淡路島へ
およそ1400㎞に及ぶ九州ツーリングも事故も無く無事
淡路に20時40分到着
初め予定していた行程とだいぶ違う行程となりましたが
次回の宿題として行っていない所を
廻ろうといずれ第2段が復活するかもしれません
今回5台、ETCを付けてゆきましたが、楽・速い・顔パス??
多分、次回までには皆さん全車装備かな
無線機も全車装備するよう、よろしく!!
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