6月4日~5日の2日間、
高山・木曽路 (馬籠・妻籠・奈良井宿・野麦峠) ツーリングに
7台で行ってきましたので私、ナンがレポートします。
4日の朝7時、
いつものように法悦さんの旧GS近くに集合。
いつもの事ながら またまた一台だけ来ていない...?
するとまもなく遠くの方からドカドカと言うエンジン音がしたと思ったら...!!
今度はCBやモトグッチではなく
赤のドカティ900MHRに乗って来るではないですか?
「いや~」なんと相変わらず時代物のバイクに乗ってくること
今回も最後まで無事1000㎞のツーリングに
耐えられるだろうかと心配しながらも出発することに...。
一番近い淡路縦貫道の一宮ICから乗り、
今回は北神戸線を通って行くことに。
時間的にゆとりがあるのと、
向いていく方向からして今の時期、警察屋さんが多いので
関わりたくないので、ゆっくりとしたペースで名神高速から中央道
そして中津川ICへ
高速を降りて一つ目の目的地、
旧中仙道の一つ「馬籠」へ到着。
丁度お昼時間と一緒になってる事から
食事をしてから見学することにして近くの店で、地元の特産である
そばを使った定食や山掛けそばを注文
お腹も空いていたことからあっという間に全員たいらげてしまい
早速見学に出発
ここは道路が南北に貫通しているが急な山の尾根に沿っているので
急斜面で、その両側に石垣を築いては屋敷を造る
「坂にある宿場」で知られている。
さすが有名観光地だけあって、
沢山の観光客が訪れ記念写真を撮ったり土産物を買ったり
自分たちもライダーから観光客に変身して
周りの町並みを見学してり写真を撮ったり...。
しかし延々と続く坂道に足が付いてこない。
疲れたところで引き返して次の目的地、
中山道六十九次のうち江戸から数えて、
四十二番目の宿場となる「妻籠」へ...。
♪明日は~馬籠か・妻籠の宿か♪~♪
行方へ~♪あてない女が~一人♪ と
「馬籠」より昔の宿場町を思い起こさせる建物が多いので
ゆっくりと時間を掛けて見学
なんでも、
この「寝覚の床」は浦島太郎伝説の発祥の地...?
なんでやねん、おかしいやんと言うと思う。
よ~く立て看板を読んでみると、なになに...、
浦島太郎は、海から上がって
上流に落ち着き場所を求めて、
ここ「寝覚の床」の風景を一目で気に入り住み着いたとの事
そのときに玉手箱を開けてチャン・チャン....、
何とかかんとかと書いてある。c
そ~と~無理な話に思うがどうだろうか...?
浦島太郎伝説はともかく、風景的にま~ま~かな。
次ぎに元々予定していた場所を変更。
急遽、御岳へ登ることに決定!
バイクを御岳方面に向けて進んでいくと空の様子が変貌...。
急に近くで雷が落ち雨が降り始める。
「おいおい、無線のアンテナにドカンと落ちへんだろうな」
と思いながら雨に打たれて進むことに。
標高が上がるにつれて気温も下がるし、
雨に濡れて体も冷える。
急カーブの道も雨で濡れているカッパを着ようにも
シートバックをはずしてリアシートの中
めんどくさいしで、やっと御岳の登山口まで到着。
「いや~寒いはずだわー
雪があっちこっちに沢山残っているし、
気温と相当に低いのか息を吐くと白い」
さすが標高21100m!!
「お~こんな時に人が出てきた、すげ~」
っと思いながら御岳をバックに記念写真を撮影。
御岳から下り始めると、
さっきまでの天候が嘘のように晴れてきた。
さっき走ってきたルートを上から撮影してみると、
これがなかなかいい感じ。
1時間ずれていたら晴れてもっといい感じになったと言いながら
これもツーリングの楽しさかな?
この下り坂で、
例の赤のドカティ900MHRが例のごとく何かし始めた。
1日目の予定を全部終了して、
本日の宿「奈良井宿の伊勢屋」へ...。
「奈良井宿」は、かっては、街道を行き交う旅人で栄へ
その様は「奈良井千軒」と謳われ
木曽路一番の賑わいだったそうです。
旅籠の軒灯、
千本格子など江戸時代の、面影を残しており、タイムスリップしたような、感じです。
6月4日~6月5日は丁度「奈良井宿場祭」で
夕食には、宿泊者全員に銚子がサービスされていました。
さすがに、山の中の料理、そば、山菜、漬け物等
それなりの物が出てきました。
夕食も食べ終えたので、
全員でどこかに飲みに行こうと言う事で
以前この宿で泊まったことのある徳さんに
聴いてみると1件だけスナックが有るとのこと。
早速、店の人に連絡してもらうことに
何でも、送迎付きのスナック。
「いや~、客思いな店」
と思いながら乗り込み移動中、徳さんと運転手との会話で
「よく、こんな女っけの無い店に...」
と言う小声が...?
入ってみると確かに女の子無し、客無し!
出てくるつまみは味の変わった「カッパえびせん」と
パックから移し替えたと見られる漬け物のてんこ盛り。
「う~ん、凄いぞ この店は」
店にある大スクリーンで野球観戦をして宿に帰って風呂入って寝る。
(写真も撮る気がしなかったし書き始めると長いので止める)
次の朝、
眠たそうな顔を並べながら朝食。
いつもは朝お代わりしないのだが、
出てきた時はなぜかよく食べる...。
その前にちょっと寄り。
道奈良井駅近くに有る木曽の大橋で、定番の記念撮影をして再出発。
県道26号線から乗鞍スーパー林道へ入り登ることしばし。
有料道路とあってもう少し整備されているかと思うが、
しょせん林道!
穴は空いているし小石が落ちている。
転けないように慎重に登っていくと
雪を被った山々が目の前にひろがってくる。
雲が多く掛かっていたので少々残念に思う
止まって道端には白樺の木が沢山生えているので
白樺峠って名前がついたのだろうか。
白樺峠から、Uターンして次の目的地、
「ああ野麦峠」の映画で有名な野麦峠へ。
ここは、飛騨と信濃を結ぶ古くからの峠道で明治の頃、
何千、何万人ともいわれる製糸工女たちがこの峠を越えたそうです
途中山間のクネクネと曲がり込んだ道を登りきると
頂上で休むことができる峠茶屋があり休憩をすることに
ここには、製糸工女、政井みねさんが兄のおぶられ
家に帰る途中の姿の碑、そして、お助け小屋
そこから少し登ると展望台ここには、政井みねさんのお墓もあります。
また、ここには国土地理院の1級水準点が有り
三角点には1672.26mと表示がありました。
野麦峠の次は、飛騨高山を目指して出発
高山市内に入り高山本陣跡へ。
丁度、昼となり近くのファミレスで昼食
メニューに高山ラーメンがあったので注文する。
食べてみるとどう考えても、「中華三昧」、麺も丁度そのような感じ。
いや~これが本当の高山ラーメンだったら「すんません」ですが。
観光もそこそこに土産を買って、淡路に向かって帰ることに
しかし、このまま近くの高速に乗っても芸が無いので
県道73号から国道472号に続く
通称”せせらぎ街道”を通って郡上八幡から高速に乗って帰ることに
この道には関心です。
相当なハイペースで走れます。
赤のクルクルランプや赤棒を持った兄ちゃんに
気をつけていても自然と右手が動いてしてしまいます。
困ったものです。
そんなこんなで、今回のツーリングは
残念なことにいつも途中でだだをこねるバイクが無く
少し寂しかったですが、順調に走ることが出来でよかったと思います。
以上簡単ですが、
飛騨高山・木曽路・1050㎞のツーリングレポートでした。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)